レオパの生態 - 初めて飼育される方のためになるかもしれない基本的な情報と 実際の暮らし

2019/07/21

レオパ

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 レオパの生態について、飼育前に調べたことや飼育中に気付いたことなどを、ここにまとめてみましたので紹介させていただきたいと思います。但し、レオパにも個体差というものがあり、必ずしも同じ行動を取るとは限りませんのであくまで参考という形で見ていただければと思います。

大きさ

最大で全長(頭から尻尾の先まで)25cmくらいと言われています。およそ1年で成体となりますのでそのあたりで個体の大きさが決定していきます。

性格

とても大人しい性格です。噛みついたり、ひっかいたりなど攻撃的なことはしません。むしろ気は弱いほうだと思います。音に対しては特に敏感で、突然大きな音を立てたりすると、とてもビックリさせてしまいます。

寿命

飼育下で平均10年程度だそうです。でも野生下では30年も生きるんだとか。野生下のほうが長生きできるってどういうことかはよくわかりませんでした。

活動時間

夜行性のため、活動は主に夜になります。昼はほとんど寝ていることが多いです。実際ウチのレオパの様子を見てみると、やはり夜の方が起きていることが多いです。もちろん日中起きていることもありますが、夜に比べると動きはかなりゆったりめで同じところでじっとしていることが多いです。

動作・行動範囲

基本的な動作はとても遅いです。ゆっくりゆっくりです。ただ、誤ってレオパに危険を感じさせたりしてしまうと、とても俊敏に動くことがあります。目で追うことも難しい時もあるので、ケージの外を散歩させる時などはご注意してください。

後はご飯をもらう時は比較的動きが早いです。明らかに動きが変わります。お腹が空いて目の前にご飯が出てくると興奮してくるんでしょう。また、活動時間中の夜でもじっとしていることのほうが多く、ずっと動き回っていることはあまりありません。

行動範囲ですが、用意したケージ内を隅々まで移動します。なので広いケージのほうがたくさんの居場所が作れると思うのでよいと思います。

※ケージに関して、もう少し詳しい記載した記事も作成しています。よろしければこちらもご参照ください。
レオパのケージ - 大きさやお掃除を考えた時に気にしたいポイント

温度・湿度

温度に関しては26~32度が適温とされています。これは購入したショップの店員さんに言われたことなのですが、特に成長期の若い頃は、最低でも30度はあったほうが良いそうです。そのほうが体色がとても良くなるんだとか。また、これは調べてわかったことなんですが、高温のほうが消化や代謝が良いそうです。なので、比較的高温で育てたほうが健康的には良さそうです。

湿度に関しては40~60%と言われています。日本の気候の場合、あまり湿度に関しては特に意識する必要がないとよく言われていますが、飼育する場所や天候によってはだいぶ湿度は上下しますので湿度計は用意しておいたほうが良いです。

ただ、脱皮をする時期などは湿度がいつもよりも高めのほうが良いです。脱皮は湿度が高いほうが上手にできるためです。その場合、ケージ全体の湿度を上げるのではなく、湿度の高い場所を用意してあげるだけでも、対応が可能です。

具体的にはウェットシェルターを使用するなどです。ウェットシェルターは爬虫類用のハウスで、上部に水を張ることができ、それによって内部の湿度を上げることできます。陶器でできており、上部に貯めた水がじわじわと全体にいきわたることによって、ハウス内部の湿度をより上げることができます。

レオパが実際脱皮をする時は、自分のやりやすい所に一人で移動するので、場所を用意するだけで大丈夫です。ウチのレオパも確認できた脱皮はいつもウェットシェルターの中でした。

※脱皮に関して、もう少し詳しい記事も作成しています。よろしければこちらもご参照ください。
レオパの脱皮 - 脱皮の前兆や頻度、注意すべきことなど

食べ物

完全な肉食です。昆虫や小動物を食べます。飼育下で与える餌としては様々なものがありますが、コオロギやデュビア(小さいゴキブリような生き物)などが一般的です。レオパは動いているものに強く引かれるため、生きている状態で与えたほうが食いつきは良いです。また、そのほうが新鮮でもあります。

ですが人工餌も存在しており、有名なところだとレオパゲル、グラブパイ、レオパブレンドなどがあります。人工餌の場合、昆虫が苦手な方や生餌の管理が面倒な方にはとてもオススメです。また、栄養面のバランスも良いため、人口餌のみで飼育できます。というのは、餌をコオロギのみで飼育した場合、栄養が偏ってしまい、不足分を専用のサプリメントで補ってあげる必要があるからです。

ただし、人工餌は食いつきが悪かったり、餌として認識してくれずまったく食べてくれなかったりするのが欠点です。ちなみにウチでは飼育を始めてからずっと人口餌のグラブパイを使用していますどうして食べてくれているかというと、レオパを購入したショップが既にグラブパイで育てていたからなんです。人工餌で育てたいと考えている方は、ぜひショップの店員さんに何を与えているかを確認してみてください。ショップによっては個体ごとに「○○を食べます」などとポップが付いてるところもあります。

餌を与える頻度ですが、若い頃(1年未満)で毎日~1日おき、成体になるにつれて2~3日おきで良いそうです。私が購入したショップの店員さんは餌の与えすぎで肥満にならないよう注意してくださいと言われました。成長期はたくさん与えたほうがよいと思いますが、特に成体になってからは注意が必要です。レオパは尾に栄養を蓄えて太くなり、さらに食べると体が太くなっていきますので、尾の太さが1つの目安になるかと思います。ウチの場合は2~3日おきでは体重が増加して肥満になってきてしまったため、現在は1週間に1度としています。

排泄

頻度は様々で毎日、1~2日おきくらいです。おしっこは液体ではなく、尿酸と呼ばれる白い固形物で、だいたいうんちと同時にしますが、おしっこだけの時もあります。場所はいつもだいたい同じ場所で、排泄物の匂いがするところにするようです。なのでその場所に陶器の薄いお皿などを敷いてあげると、お掃除がとても楽にできます。

また、匂いが付いたキッチンペーパーなどを好きな場所に置くことによって、排泄場所を操作することができるようです。ただウチの場合、それがなかなか難しく、狙った場所にしてくれませんでした。

結果、本人が気に入っている場所をトイレとして認めてあげることにしました。ちなみに、初めての場合は本人の気に入った場所でします(ケージの端にすることが多いようです)。

日光浴(紫外線)は不要

夜行性のため、積極的な日光浴(紫外線)は不要とされています。そのため日光浴用の照明器具類はなくても問題ないようです。

ただし、意見は様々あるようで、最低限は必要だという考えもあります。

ウチでもレオパ用の照明器具は使用していませんが、なるべく日中は自然光で明るくし、夜は真っ暗まではしていますが、ある程度光を遮るよう暗くするようにはしています。

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